Suzuka 2&4で、5D MarkIIIを試す

先日、鈴鹿サーキットで開催された2&4の決勝日に、5D MarkIIIを借り受け使ってみた。

予想を遥かに超えた、できばえに少しだけワクワク。

まず、ボディ剛性が非常に高くなっているように感じた。5D系はメディアの出し入れのフタがグリップサイド部分にあり、いままでは強く握るとこのフタが動き、きしみ感があるので剛性感が乏しく感じる要因になっていた。動くといっても、ほんとうにコンマ数ミリ程度なのだけど、それでも集中している時は如実に感じ取れる。今回のボディは、フタの位置は同じだがそのフタの建付けがよくなっているのか、剛性感がないと感じるきしみには、出会った記憶が残っていない。

 

残念ながら借り受けたのは、ボディのみで縦位置操作ができるバッテリグリップはついていなかった。そのため、縦位置での撮影の使い勝手に関しては確認でなかった。とういうのは、私はAFの測距点を変更するのに、親指で操作できるマルチコントローラーでダイレクトセレクトできるように1D MarkIII、5D MarkIIには設定している。これは、AF測距点を好きな所にぐりぐりとファインダーを覗きながらリアルタイムで変更できる。

様々なシーンで即座に対応できるので、気に入っているのだけど、現行モデルは横位置に構えた時はこのレバーが親指で即座に操作できるものの、縦位置では親指が届かない。1D-Xと5D MarkIIIは、縦位置用にもうひとつマルチコントローラーが装備されたので、是非とも試してみたかったが……。

この測距点のダイレクト変更機能について、EOSユーザーの知り合いに話すと、意外と知らないという答えが複数あり驚いた。教えてあげると、「これは便利」と喜んでくれた。

ファインダーの見え方も違和感無く、ピントの山も比較的わかりやすかった印象が残っている。AFは5DMarkIIから比べると、格段に改善され良くなっていた。気持ちよくピントが合うし、レース中のバイクやフォーミュラ・マシンに対して、そうとう無理のある条件で試してみたが、しっかりと機能していた。

ただ、どういうことなのか、一度スーッとピントがあったあとにふっとピントがずれ、また戻るという不可解な状態が散見された、ピントが微妙にずれることがわかるというファインダーのできは良いものの、AF的にはこまった状態となる。

 

現在使用している現像ソフトのDPPが5DMarkIIIに対応しておらず、RAWからの現像結果に関してはまだ検証ができていない。JPEG画像は、シャープが比較的きつくかかっているような気がして、いままでと少し違う印象を受けた。

5D MarkIIと併用してみて感じたのが、同じ条件で撮影した結果をボディのモニターで確認すると、色味が違うということ、5D MarkIIIのモニターが少し黄色っぽく見えた。

実は、決勝レースはスタートからゴールまでずっと5D MarkIIIにEF500mmをつけて撮影していた。レース終盤にシケインで1D MarkIIIに付け替えたのだが、なんということか、5D MarkIIIの撮影テンポの方がレスポンスが良かったというか、1Dが鈍重に感じたのには正直驚いた。

5D MarkIIIは、シッャター音が静かでミラーショックも非常に少ない部分はかなり気に入っている。私の撮影スタイルにどこかマッチした部分があるのかもしれない。シャッターの音や操作系の細かいことには好みが大きく分かれることもあるので、これはあくまでも私の感覚であり、私の感覚は良く人とずれているといわれるので、あてにはならないと思います。

それにしても、サーキットで撮影は、超広角レンズから超望遠レンズまでを使い、動きモノ、風景モノ、人物モノ、ブツ撮り的な撮影などなど、スタジオでセッティングしたようなシチュエーション以外なんでもある楽しい現場ともいえる。アクティブな状況での撮影に関して、カメラのテストにはもってこいの条件が揃っているのではないかなぁ

 

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